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段階2

ポジションって何? 席によって、入る手は変わるの?

下の文章と同じ内容を、音声と絵で説明しています(字幕つき・2分31秒)。ナレーション:VOICEVOX:四国めたん

後ろの人数が多いほど狭く、少ないほど広く入る

自分の後ろに、まだ手札を見て動いていない人が多いほど、その誰かが強い手を持っている見込みが高くなります。強い手にぶつかる見込みが高いほど、弱い手で入ると損をします。だから答えは——後ろの人数が多いほど狭く、少ないほど広く入るです。

この教材は、席の名前(UTG・BTN など)ではなく、自分より後ろに、まだ動いていない人が何人いるかでポジションを考えます。6人卓でも9人卓でも、人数が欠けた卓でも、そのまま使えるからです。

数え方の図:数えるのは、プリフロップで自分の番のあと、まだ行動していない人(SB・BB もまだなら数える)。後ろが少ないと、あとから動けて有利で広く入れる。後ろが多いと、誰かが強いハンドを持っている可能性が高く、狭く入る

後ろに何人(席の名前との対応)

6人卓(6-max)の席は、プリフロップで行動する順に次の6つです。席の名前は、後ろの人数に直して覚えます。

6人卓の席と後ろの人数の表:後ろ5人=UTG(アンダー・ザ・ガン。BB の左隣で最初に行動)、後ろ4人=HJ(ハイジャック)、後ろ3人=CO(カットオフ。ボタンの右隣)、後ろ2人=BTN(ボタン)、後ろ1人=SB(スモールブラインド。ボタンの左隣)、後ろ0人=BB(ビッグブラインド。最後に行動)

9人卓・人数が欠けた卓のとき

席の名前は卓の人数で変わりますが、後ろの人数は数えれば分かります。

9人卓・欠けた卓の図:9人卓の最初の人は後ろ8人で、後ろ5人からは6人卓と同じ並び。BTN の後ろは必ず2人(SB・BB)、SB の後ろは1人(BB)で何人卓でも同じ。4人卓の最初は後ろ3人=CO の表。後ろ6人以上はさらに狭い表

席の呼び名は教材によって違うので、名前より数のほうを正とします。後ろ6人以上の表はポジション別の表にあります。

行動順と有利さ

行動順と有利さの図:プリフロップは BB の左隣から時計回りで、最初の人が後ろの人数がいちばん多い。フロップ以降は SB から始まり BTN が最後。後に行動する人ほど情報が多いので有利

例題

例題:後ろ2人(BTN)と後ろ5人(UTG)では、どちらが有利? 答えは後ろ2人(BTN)。フロップ以降は最後に行動でき、情報が多いから

後ろ2人(BTN)と後ろ5人(UTG)ではどちらが有利? → 後ろ2人(BTN)。フロップ以降は最後に行動でき、情報が多いから。

何を覚えればいいの? 丸暗記でいいの?

まとめ:後ろの人数を数える(SB・BB も、まだなら数える)/少ないほど広く、多いほど狭く入る/BTN は後ろ2人、SB は後ろ1人。何人卓でも同じ/6人卓は UTG=5、HJ=4、CO=3、BTN=2、SB=1、BB=0

基本は丸暗記でいい です。

  1. 後ろの人数を数える(SB・BB も、まだ動いていなければ数える)
  2. 少ないほど広く、多いほど狭く入る
  3. BTN は後ろ2人、SB は後ろ1人。何人卓でも同じ
  4. 6人卓は UTG=5、HJ=4、CO=3、BTN=2、SB=1、BB=0

読みたい人向け:なぜこの基準なの? 出典は?

なぜこの基準?:行動順はプリフロップが BB の左隣から、フロップ以降は SB から(BTN が最後)/席の名前 UTG・HJ・CO・BTN・SB・BB は出典の表の呼び名/後ろ6人以上は 10.6%(77+, ATs+, A5s-A3s, KTs+, QJs, AJo+, KQo)を目安に

席と行動順の出典

  • ボタン・SB・BB の位置と、プリフロップは BB の左隣から・フロップ以降は SB から(BTN が最後)という順番は段階1と同じ [S4] です
  • 6つの席の名前(UTG・HJ・CO・BTN・SB・BB)は [S14] の表に使われているものです
  • 後に行動する人ほど情報が多いので有利です。そのため、後ろの人数が多いときは少ないハンドで、少ないときは多くのハンドで参加するのが一般的です [S4]
  • 例題の答え(後ろ2人=BTN が有利)も [S4] の行動順からです

後ろ6人以上の表

後ろ6人以上(9人卓の前のほう)は、後ろ5人より狭い 10.6%(77+, ATs+, A5s-A3s, KTs+, QJs, AJo+, KQo) を目安にします [S14]。後ろ6人・7人・8人それぞれの線は出典がなく、分けていません。

コラム|ボタンのご先祖は「バック」

西部開拓時代、配る番の人の前には目印を置いていて、鹿の角の柄のナイフなどが使われ、これが「バック(buck)」と呼ばれた、と伝えられます。配りたくない人は、この目印を次の人へ回すことができました。英語の「pass the buck(責任を人に回す)」はここから来た言葉で、アメリカのトルーマン大統領は机に「The buck stops here(責任はここで止まる)」の札を置いていました。その札を贈ったのも、ポーカー好きの刑務所長だったそうです [C6]

出典

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