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段階3

勝率ってどうやって出すの?

下の文章と同じ内容を、音声と絵で説明しています(字幕つき・2分35秒)。ナレーション:VOICEVOX:四国めたん

アウツを数えて ×2(オールインなら ×4)、必要勝率と比べればいいの?

レッスン1の天秤(自分の勝率と必要勝率を比べる)を、数字でやります。答えの出し方は3手だけです。

答えの3手:1. アウツ(次に出れば勝てる札の枚数)を数える:フラッシュドロー 9枚・両面のストレートドロー 8枚・ガットショット 4枚/2. 勝率 ≒ アウツ × 2(相手がオールインで、リバーまで2枚とも見られるときだけ × 4)/3. 必要勝率と比べる:勝率が上ならコール、下ならフォールド

必要勝率 = コール額 ÷(ポット + コール額)(レッスン1と同じ)。

例:この手のアウツは何枚?

例:手札 9♠8♠、フロップ 7♦6♣2♥。5 が出れば 5-6-7-8-9、T が出れば 6-7-8-9-T のストレート。4枚 × 2種類 = 8枚(両面のストレートドロー)

手札 9♠8♠、フロップ 7♦6♣2♥。ストレートになる札は? → 8枚(5 と T が4枚ずつ=両面のストレートドロー)

例:コール?フォールド?の答え

答えの表:ターンでフラッシュドロー、ポット $30・コール $10 → 勝率 9×2=18%、必要勝率 25% → フォールド。フロップで両面のストレートドロー、相手オールイン、ポット $60・コール $20 → 勝率 8×4=32%、必要勝率 25% → コール

何を覚えればいいの? 丸暗記でいいの?

まとめ:アウツは「フラッシュ9・両面8・片側4」/ふつうは ×2。オールインで2枚とも見られるときだけ ×4/勝率>必要勝率ならコール、<ならフォールド/毎回この順:①アウツ ②×4か×2か ③必要勝率と比べる

基本は丸暗記でいい です。

  • アウツは「フラッシュ9・両面8・片側4」
  • ふつうは ×2。相手がオールインで、フロップからリバーまで2枚とも見られるときだけ ×4
  • 勝率 > 必要勝率ならコール、勝率 < 必要勝率ならフォールド
  • 迷ったら毎回この順:①アウツを数える ②×4 か ×2 かを決める ③必要勝率と比べる

読みたい人向け:なぜこの基準なの? 出典は?

アウツって何?どう数えるの?

  • アウツ=次に出れば、自分の手が勝てる手になる札の枚数です [P6]
  • よく出てくる3つのドロー(あと1枚で役ができる手)のアウツは、次の表のとおりです [P6]
ドロー(あと1枚で役ができる手) アウツ 数え方の例 出典
フラッシュドロー 9枚 手札 A♥K♥・フロップ Q♥7♥2♣:ハート13枚のうち見えている4枚を除いた 13 − 4 = 9枚 [P6]
両面のストレートドロー 8枚 手札 9♠8♠・フロップ 7♦6♣2♥:5 か T が出ればストレート。4枚 × 2種類 = 8枚 [P6]
片側のストレートドロー(ガットショット) 4枚 手札 9♠8♣・フロップ 7♦5♣2♥:6 が出たときだけストレート。4枚 × 1種類 = 4枚 [P6]
  • 上の例(9♠8♠・7♦6♣2♥ で8枚)も、この表の両面のストレートドローです [P6]

4-2ルールって何?

アウツから、勝率(役ができる確率)をざっくり出す方法です [P6]。

  • フロップで、リバーまで2枚とも見られるとき:アウツ × 4 [P6]
  • ターンで、残り1枚(リバー)を見るとき:アウツ × 2 [P6]

正確な値との差は小さく、その場の判断には十分です [P6]。

アウツ フロップ→リバー:×4 正確な値 ターン→リバー:×2 正確な値 出典
9枚(フラッシュドロー) 36% 35.0% 18% 19.6% [P6][P7]
8枚(両面のストレートドロー) 32% 31.5% 16% 17.4% [P6]
4枚(ガットショット) 16% 16.5% 8% 8.7% [P6]
  • 正確な値は、まだ見えていない札(フロップでは47枚・ターンでは46枚)から出したものです。例:ターンで9アウツなら 9 ÷ 46 = 19.6% [P7]
  • アウツが10枚を超えるような大きなドローでは、×4 は多めに出ます(15アウツ:×4=60%・正確 54.1%)[P6]

フロップなら、いつも ×4 でいいの?

フロップならいつも ×4? いいえ。×4 はリバーまで2枚とも見られるときだけ。まだ賭けが続くなら、フロップでも ×2(次の1枚だけ)。相手がオールインでもう賭けが無ければ、2枚とも見られるので ×4

  • いいえ。×4 はリバーまで2枚とも見られるときだけです。フロップでコールしても、ターンでまた賭けられたら、2枚目を同じ値段で見られる保証はありません [P6]
  • まだ賭けが続くなら、フロップでも ×2(次の1枚だけ)で見ます [P6]
  • 相手がオールインして、もう賭けが無いときは、2枚とも見られるので ×4 で見ます(オールインの例は、[P6] の「2枚とも見られる保証が無い」からこの教材が言い換えたもの)

出した勝率は、何と比べるの?

レッスン1と同じ、必要勝率と比べます [P7]。

必要勝率 = コール額 ÷(ポット + コール額)(ポットには相手がいま賭けた額も入れる)[P7]

  • 勝率 > 必要勝率 ならコール(コールの期待値がプラス)[P6][P7]
  • 勝率 < 必要勝率 ならフォールド(コールの期待値がマイナス)[P6][P7]

例:この2つの場面は、コール?フォールド?

上の答えの計算と出典です。

場面 勝率(アウツ × 掛ける数) 必要勝率 どうする? 出典
ターンでフラッシュドロー。ポット $30(相手のベット込み)、コール $10 9 × 2 = 18%(正確 19.6%) $10 ÷($30 + $10)= 25% フォールド(18% < 25%) [P6][P7]
フロップで両面のストレートドロー。相手がオールインし、ポット $60(オールイン込み)、コール $20 8 × 4 = 32%(正確 31.5%) $20 ÷($60 + $20)= 25% コール(32% > 25%) [P6][P7]
  • 1つ目は、正確な値(19.6%)で比べても 25% に届きません。だからフォールドです [P7]
  • 2つ目は、相手がオールインでもう賭けが無いので、2枚とも見られます。だから ×4 です [P6]

勝率の出し方を、いつ使うの?

  • コールするか迷ったとき、毎回この順で確かめます:①アウツを数える ②×4 か ×2 かを決める ③必要勝率と比べる((出典なし)手順の並びはこの教材が決めたもの)
  • 自分のベットにレイズされて、ドローで続けるか迷ったときも同じ計算です(レッスン5)[P7]

コラム|確率の最初の本には、イカサマの章もあった

確率をはじめて筋道立てて扱った本は、イタリアのジェロラモ・カルダーノが1564年ごろに書いた『さいころ遊びについて(Liber de ludo aleae)』だとされています。カルダーノは腕のいい勝負師としても知られ、この本には確率の話と並んで「うまいイカサマのやり方」の章まであった、と伝えられます。本が出たのは、書いてから約100年後の1663年。アウツを数える私たちは、もちろん前半の章だけ使います [C15]

出典

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