役があればベット、役が無ければ場の形(ドライかウェットか)で決めるの?
打つのは、打ったほうが平均で得をするときだけです。1対1で、自分がプリフロップで最後にレイズした人(フロップで打つ賭けを Cベット と呼びます)のときの答えは次のとおりです。下の ドロー は、あと1枚でストレートやフラッシュになりそうな手のことです(数え方はレッスン4)。
ウェットな場で打つなら大きく(ポットの約3/4〜1倍以上)。ただし1色でつながった、とても濡れた場(例:Q♦J♦T♦)は、打つなら小さく・チェックを多めに。
例:この3つの場面なら、どうする?
どれも1対1。あなたは BTN でオープンし、BB がコール。フロップで BB がチェックしました。
- フロップ K♦8♣3♠、あなたは K♣Q♣(一番上のペア=役あり)→ ベット(コールされたら半分より多く勝てると思える=バリューベット)
- フロップ K♠7♦2♣(ドライ)、あなたは A♥Q♥(役なし)→ 小さく(ポットの約1/3)Cベット
- フロップ 8♥7♥6♣(ウェット)、あなたは A♠K♣(役もドローも無い)→ チェック(ウェットな場で、役もドローも無い手では打たない。確認前)
何を覚えればいいの? 丸暗記でいいの?
基本は丸暗記でいい です。見る順は3つ。
- 今の役はあるか(強いか・中くらいか・無いか)
- 場の形はドライ(ドローが少ない)か、ウェット(ドローが多い)か
- 自分は先に動くか、後に動くか(レッスン2)
そして、答えは4つの言葉で覚えます。
- 役あり=打つ/中くらい=チェック
- 役なし:ドライなら小さく打つ、ウェットならチェック
- 3人以上なら、何も無ければ打たない
- ターン・リバーは、良くなったときだけ打つ
読みたい人向け:なぜこの基準なの? 出典は?
このレッスンは、どんな場面の話?
- 1対1で、自分がプリフロップで最後にレイズした人のときの話です [P8]
- この人がフロップで打つ賭けを Cベット(プリフロップで最後に攻めた人がフロップで打つ賭け)と呼びます [P8]
- 3人以上のときは、表の一番下の行を使います [P8]
見る順と言葉の意味は?
見る順は(出典なし)この教材が決めたもの。役があるの意味は [P13]、ドライ・ウェットの意味は [P8] です。
①役 → ②場の形 → ③先か後か で、どうするの?
「照合」の欄は、公開されているソルバー(最善の打ち方を計算する道具)の出力と比べた結果です。確認前の行は、ソルバーと食い違ったか、確かめられなかった数字・線です。値はまだ直さず、出典の記事のまま載せています。
| ①今の役 | ②場の形 | どうする? | ③先か後か | 出典 | 照合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 役あり | どちらでも | ベット。勝っている手で、より弱い手にコールしてもらう(バリューベット) | (出典なし)この教材ではどちらでも同じ | [P13] | 照合の対象外(数字なし) |
| 中くらいの役(真ん中のペアなど) | どちらでも | チェック。ポットを大きくしない | (出典なし)この教材ではどちらでも同じ | [P8][P13] | 照合の対象外(数字なし) |
| 役なし | ドライ | 小さく(ポットの約1/4〜1/3)・高い頻度で Cベットしてよい。レイズした側が強い手を多く持っているから | 後に動くなら、なお高い頻度で [P8] | [P8][G1][PA1] | 一致(額・頻度とも) |
| 役なし(ドローも無い) | ウェット | チェック。打つときは回数を減らし、大きく(ポットの約3/4〜1倍以上)。ただし1色でつながった、とても濡れた場(例:Q♦J♦T♦)は、打つなら小さく・チェックを多めに | 先に動くなら、チェックを多く [P8] | [P8][G1][PA1] | 確認前(額は一部食い違い・手の分け方は確かめられない) |
| 3人以上(強い役もドローも無い) | どちらでも | Cベットしない | (出典なし)この教材ではどちらでも同じ | [P8][G2][G3] | 確認前(打つ回数が減る向きは一致・「打たない」の線は確かめられない) |
- 上の例の答えも、この表のとおりです:K♣Q♣ でベットは [P13]、A♥Q♥ で小さく Cベットは [P8][G1]、A♠K♣ でチェックは [P8](確認前)
「確認前」の行は、ソルバーと何が違ったの?
- 役なし・ウェット(額):2色でつながった場(K♥J♥7♦)では、ソルバーの主な額は 75% と 125% で、表の「大きく」と合います [G1]
- 一方、1色でつながった場(Q♦J♦T♦)では、ソルバーは打つ・チェックが約半々で、打つときの主な額は小さめです [G1]
- 1色の場をまとめた別のソルバーの結果では、チェック 53.9%、打つときはほぼ全部ポットの 15% でした(SB 対 BB・50bb)[PA1]
- このため表の「ウェット」の行に、1色のとても濡れた場は小さく・チェック多めを書き足しました(2026-10-16 の暫定の決定。リリース前に本人が最終判断します)[G1][PA1]
- 役なし・ウェット(手の分け方):打つ回数が下がる向きは合いますが、「役もドローも無ければ打たない」という手の分け方は、ソルバーの公開ページの文字からは確かめられませんでした [G1][PA1]
- 3人以上:3人のときはチェックが1対1より 11% 増え、ポットと同じ額のベットは 18% から 1.3% に減ります [G2]
- 3人で先に動く人はほぼ全部チェック、後に動く人は約半分を打ちます [G3]
- 打つ回数が減る向きは合いますが、「強い役かドローが無ければ打たない」という線までは確かめられませんでした [G2][G3]
ソルバーの結果は、どれも1回レイズのポットの1つの位置関係のものです。人数・位置・持ち点で数字は変わります [G1][G2][PA1]。
ターンでも、続けて打つの?
フロップで Cベットしてコールされたとき、またはフロップで両方チェックしたあとの、ターンの話です。ターンで2回目を打つことをダブルバレルと呼びます [P20]。
- 打ってよいのは、ターンで良い札が来たときだけです。①ドローになった・ドローが強くなった札、②攻めた側に有利な上の札(A・K など)[P20][P21]
- 何も変わらないターンでは、チェックで諦めるのが、一番もうかることが多いです [P20]
- 2回目のベットで一番もうかるのは、ドローが付いたときです [P20]
- フロップで打たなかった(両方チェックした)ときも同じで、ターンで良くなった手・上の札が来たときは打ってよく、何も無ければチェックです [P21]
リバーで何も無いときは、はったりで打つの?
ドローが外れて、リバーで何も無いときの話です。
- 基本はチェックで諦めます。決まったように、はったりを打ちません [P25]
- はったりを打ってよいのは、外れたのがストレートのドローで、相手がよく降りる人のときだけです [P25]
- 外れたのがフラッシュのドローなら、はったりには向きません [P25]
勝率を数字で出して決める方法は、レッスン4(勝率の出し方)で扱います。
コラム|ブラフするかどうかは、くじで決めてもいい?
ゲーム理論の考え方では、ちょうどよいブラフの回数は「相手にとって、コールしてもフォールドしても得が同じ」になるように決まります。そして、ブラフが読まれる型にならないよう、ランダムに決める道具(くじのようなもの)でブラフするかを決めることがすすめられる、と伝えられます。腕を組んで悩むより、くじ。数学の答えは、ときどき身もふたもありません [C14]






