← 目次

段階1

1ハンドはどう進んで、誰から動くの?(ボタン・ブラインド・行動順)

下の文章と同じ内容を、音声と絵で説明しています(字幕つき・3分11秒)。ナレーション:VOICEVOX:四国めたん

後に動く人ほど有利。1ハンドの流れと、誰から動くか

同じ手札でも、後に動く人ほど、相手の動きを見てから決められるぶん得をしやすくなります。だから、1ハンドの流れと「誰から動くか」は、毎回の判断の前提です。答えは次のとおりです。

1ハンドの流れ

1ハンドの流れの図:ブラインド(2人が強制のベット:SB と BB)→ プリフロップ(手札2枚+1回目の賭け)→ フロップ(共通札3枚+2回目)→ ターン(共通札1枚+3回目)→ リバー(共通札1枚+最後)→ ショーダウン(手札を見せ、最も強い5枚の役の人がポットを取る)

賭ける(ベッティングラウンド)のは4回。最後に残った人で、最も強い5枚の役の人がポットを取ります。

ボタン・SB・BB

6人のテーブルを上から見た図:ディーラーボタンの席、その左隣が SB、さらに左隣が BB

  • ディーラーボタン:ディーラー役の目印。1ハンドごとに時計回りに1つ移ります
  • SB:ボタンの左隣の人が置く。ふつう BB の半分
  • BB:SB のさらに左隣の人が置く。最小のベット額と同じ

2人で戦うとき(ヘッズアップ)の図:ボタンの人が SB、相手が BB

誰から行動するか(時計回り)

プリフロップの行動順の図:BB の左隣の人から時計回り。BB が最後

フロップ以降の行動順の図:ボタンの左隣(SB 側)から時計回り。ボタンの人が最後

ヘッズアップだけは、プリフロップはボタンが先、フロップ以降はボタンが最後です。

チップが足りない人がオールインしたら?(サイドポット)

3人以上で勝負していて、チップが足りない人が全部賭けた(オールイン)ときは、ポットを2つに分けます。

  • メインポット:足りない人が賭けた額まで、みんなで出し合ったポット。足りない人が取れるのは、メインポットだけです
  • サイドポット:それより上の分。そこにチップを出した人だけで勝負します

例:持っているチップが 100・300・500 の3人が全部賭けたとき。

サイドポットの表(100・300・500 の3人が全部賭けたとき):メインポットは 100×3人=300 で3人とも取れる。サイドポットは 200×2人=400 で 300 と 500 を持っていた2人だけ。500 の人の残り 200 は勝負する相手がいないので本人に戻る

例題

例題の図:6人卓でボタンの次が SB、その次が BB。フロップで最初に行動するのは SB(ボタンの左隣から。ボタン本人は最後)

6人卓で、ボタンの次が SB、その次が BB。フロップで最初に行動するのは SB(ボタンの左隣から。ボタン本人は最後)。

何を覚えればいいの? 丸暗記でいいの?

まとめ:ブラインド→プリフロップ→フロップ→ターン→リバー→ショーダウン/賭けるのは4回/ボタンは時計回りに1つずつ移り、左隣が SB、その左が BB/プリフロップは BB の左隣から、フロップ以降は SB 側から

基本は丸暗記でいい です。覚えるのは4つだけ。

  1. ボタンは1ハンドごとに時計回り。ボタンの左が SB、その左が BB
  2. プリフロップは BB の左から。フロップからは SB から(ボタンが最後)
  3. 賭ける回数は4回(プリフロップ・フロップ・ターン・リバー)
  4. チップが足りない人が取れるのは、メインポットだけ

読みたい人向け:なぜこの基準なの? 出典は?

なぜこの基準?:賭けるのは4回(プリフロップ・フロップ・ターン・リバー。正式には各札の前に1枚捨てる=バーン)/後に動く人ほど相手の動きを見てから決められる=有利/チップが足りない人が取れるのはメインポットだけ

進行と行動順の出典

  • 1ハンドの流れ、ボタン・SB・BB の置き方、ヘッズアップの例外、行動する順番、例題の答えは [S4] です
  • ベッティングラウンドは「プリフロップ・フロップ・ターン・リバー」の4回です。正式なルールでは、フロップ・ターン・リバーの前にディーラーがカードを1枚捨てます(バーン)[S4]
  • 後に行動する人ほど、相手の動きを見てから決められる分、情報が多くなります [S4](次の段階2で詳しく扱います)

サイドポットの出典

  • メインポット・サイドポットの分け方と、100・300・500 の3人の例は [P26] です
  • 例の数字:メインポットは 100 × 3人 = 300、サイドポットは 200 × 2人 = 400、500 の人の残り 200 は本人に戻ります [P26]

コラム|テキサス・ホールデムは、本当にテキサス生まれ?

はい。テキサス州の議会は、州内のロブスタウンという町を、このゲームの「発祥の地」と公式に認めています(20世紀の初めごろ)。ラスベガスに入ってきたのは1963年で、そのあと数年のあいだ、ラスベガスでこのゲームを置いていた店は1軒だけだった、と伝えられます。いま覚えたボタンとブラインドの回し方は、100年以上前のテキサスの卓から続いている、というわけです [C2]

出典

段階1の判定クイズへ